【参加記録】GMNマンスリー(2014/9/28)「グローバル時代における真の英語力とは?」

珍しく予定がなかったので、久しぶりにGlobal Moms Networkのマンスリーに参加してきました。

講師は、狩野みき先生(慶應義塾大学、聖心女子大学、ビジネス・ブレークスルー大学講師)。

まず投げ掛けられたのは、「英語ができるようになってほしい」のあなたの定義は?

ゴール設定、親としての軸をまず考えるということ。
そうだなあ、たどたしくても自分の考えを英語を使っても言えること。コミュニケートしようとすること。かなあ。で、できれば私以上に…f^^;

日本の学校英語教育で徹底的に欠けているもの
・コンテクストの重要性
いつ、誰が、誰に向かって、どのような状況で、どんな必然性があって…
特に「どんな必然性があるか」を考えることが重要。学校では教えてはくれないので家庭でやるしかない。

英語文化と日本語文化の違い
いい、悪いではなく、日本語と英語の論理の違いがあることを知る。
会話はキャッチボールではなく、お互いが持つブロックを積んでいって構築していくイメージ。
話し手責任(分かるように伝える)か、聞き手責任(聞いて推測、場を読む)か。
プレゼン、交渉なども日々の生活の中でやっていること。そんな状況の英語も基本語彙で十分対応できる。

英語的な思考を持とう
a. 意見を持とう(根拠! 根拠!)
「なぜ?」という根拠を持つ。根拠がないものは意見とは呼ばない。説得力のあるものが意見。
b. 手順に気を付けよう
「結論→根拠→背景→補足」の手順で伝えることが、話し手責任を果たすことになる。
c. 主語を意識する
英語に移行しやすい中間日本語(三森ゆりかさんの著書が参考になる)を意識する。
d. 接続詞を意識する
e. その言葉、どういう意味?
 子どもが「サイテー」と言ったとき、「その《サイテー》ってどういう意味? 何がどうサイテーなの?」、「みんな持ってるよ」と言ったとき「その《みんな》ってどういう意味? 具体的には誰? あなたのクラスは30人いるけどみんなって3人?」と考えさせる。自分の言葉に責任を持つ。
f. 描写力、ストーリーの語り方
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英語はいつから学ばせる?
いろいろな意見があるが、個人としては、思考するための第一言語が確立してからで十分と思う。後から努力して身に付けられる。
とはいえ、「努力しないで身に付けたい」「自分が苦労してきたので我が子には苦労させたくない」という人も多いよね。
それに対してどうするかは、先生が冒頭で言われていた、自分(親)が子どもにどのようになってほしいのか(どれくらいの英語力をつけてやりたいのか)という親としてのゴール設定によるのかもしれないですね。
つまり、親としての覚悟をどれだけ持っているか、ぶれない軸を意識することが重要だと。


じゃあ、海外に行かせたり、インターに入れちゃえばいいのかというと、「完璧なバイリンガルになれる」というのは幻想だと。そこでどう意識して過ごすかなんだよね、結局。

異言語の文化を知ることで子どもの視野が広がる。
思考力を鍛えることは、読み書きそろばんと並んで必須のスキル。
考えることを習慣化させるには、家庭しかない。家での生活を生かさない手はない。家庭で自分のコンテンツ(考え)を育てよう。


*****
案内文に「あまりにもアバウトな「英語ができるようになる」を掘り下げ、考える時間にする」とあったけれど、熱くまくしたてられていたので、
最後にもう一度、冒頭の質問を投げかけ、参加者自身が考える時間を再度取るとなお良かったように思いました。

あと、文法をゲーム的に意識させる方法として、
・現在進行形は一時的でいつか終わるもの(だからずーっとご飯食べ続けるのってどう? 嫌だよね、いつか終わるよね、だから今はI am eating lunch.だよね)
・何かを頼んで「できるよ」と答えたとき、それはI can do it.、 I could do it.、 I will do it.のどれ?
・もし~が…だったら、今頃××だよね、という妄想ゲームで仮定法過去を実感させる。
などは親子の会話に取り入れやすいので、早速やってみました~。
特に妄想ゲームは楽しい。

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